「はっぴぃmama応援団」のNPO法人化への道のり。

 

《はじまりはひとりの保健師》

 

ママの笑顔がいちばん!をモットーに、ママのためのケアの場を提供する活動をしてきた保健師が

平成21年秋、「はっぴぃmamaはうす」を開設し、ママ向け講座やママサークルを開きました。


その思いに賛同した助産師・保育士、ファイナンシャルプランナーや
アロマセラピスト・心理学講座講師などの専門家たちが集まり、

任意団体「はっぴぃmama応援団」を結成。

ママの居場所の開設や、専門職が提供する相談会や各種講座を開催。

専門家に加え、はっぴぃmamaはうすが好きで通っていた利用者からママスタッフも生まれました。

 
《映画「うまれる」新潟県内3箇所 チャリティ自主上映会》

平成23年 東日本大震災をうけ、映画「うまれる」自主上映会を他団体との共催にて実施。
県内3箇所でのリレー上映会にて、のべ1000人以上の参加者があり、震災のチャリティとして寄付を実現。

《助成金により、活動は本格的に》


平成23年度「専門職による子育て支援」事業として医療福祉機構からの助成金の採択を受けました。
居場所や各種講座、
出前講座や研修会など、専門職が中心となって子育て支援事業を展開は広がりました。


 平成24年度、25年度も、同機構より「専門職による産後ケア事業」として採択を受け、
産後のママたちの休息や知識提供によるセルフケア技術の向上をめざし、デイケアや訪問ケア事業を
新たにスタート、継続することができました。

(平成27年度は同機構の助成金申請中 採択未定)


《産後ケアなどから見えたこと》

 

 産後の訪問ケアでは、行政の新生児訪問を受けた後も、新たな悩みが出てくることも多く、需要が多くありました。
子どもの発達に関することなど、身体的な相談が多く、核家族化・晩産化により、孤独な育児となることもあり、

精神的にも不安を抱えている場合もありました。
 訪問ケアによって、外出のきっかけになったケースもあれば、物理的にも外出が困難で継続して訪問したケースもありました。

地域で、行政や民間のサービスを利用できるケースも多いですが、できないママも多い現状や
その外出が困難であり、サービスを利用されていないママたちは引きこもりがちになっています。
そこに、地域で活動する専門職が担う役割があると強く感じました。

《地域での立ち位置、役割》

上の図は、地域での支援機関や養育者の状況を総合的に判断し、はっぴぃmama応援団が

地域の子育て支援において担っている役割を示したものです。

子育て中のママは、AからEのような段階を揺れ動きながら過ごしています。

例えば、初めてのお産で赤ちゃんとの生活にも慣れないような時期には、BやCのように泣きたくなるような日々が
多いかもしれません。しかし、徐々に慣れてきて自信がついたり、第2子であったりすれば、DやE段階のように笑顔の
時間が増えても来ます。

子育て中は日々様々な悩みや心配事が生れる時期であり、この段階を揺れ動きながら過ごしており、波があるのも当たり前。

D・Eはもちろんのこと、特にB・C段階においては、専門的な関わりが必要になります。
家庭から地域へ出ていくきっかけ作りも望まれます。

B段階では、身体的苦痛が強い状態や精神的に辛い状況では、外出も困難であり、一人一人の思いに添った継続的な
サポートが必要です。さらに、医師や行政、その他サポート機関との連携も重要になります。



 また、子育ては、出産がスタートではありません。
妊娠中から妊娠をどう受け止めるかによって、また、妊娠中をどう過ごすのかが、子育ての受け止め方に影響します。

妊娠をどのようにとらえ、妊娠期をどう過ごしていくかは、
産後の子育てをどう受け入れていくか非常に大きな影響を与えます。
妊娠中からの身体的管理、精神的安定が非常に大切であり、妊娠期に関わることができる専門職である助産師の存在は
大きいものです。
妊娠期から助産師が関わり、出産への身体的・精神的な準備が進めることができれば、お産の捉え方も変わり、
よりリラックスしてお産に挑むことができます。

 さらに、地域における行政などの母子保健サービスや居場所など、利用できるサービスの情報を妊娠中から知っておくことで、

産後早期から必要な時に利用することができるようになります。

人は適切な時期に適切な情報が入ることで、行動へ結びつきます。
 

地域で、ママたちがより笑顔で過ごせるようになるには、
妊娠期からの切れ目ない支援を専門職が担うことが非常に重要だと考えてます。


《さらに貢献するためにNPO法人へ》

 私たちの活動は、利用者から受理する料金だけでは運営が難しいものです。
子育て世帯の経済的負担を考慮すれば、
利用料の引き上げは困難です。
この事業は、公的な要素が強く、行政や企業・地域で支えられながらも継続する必要があると考えています。

 そこで、この度NPO法人になる道をえらびました。
法人化することにより、公的機関との連携を強化することが可能である事、

企業様からのご支援を受けることが可能になる事、
NPO法人であればこそいただける補助金がある事など、資金面の利便性を求めて法人化
しました。

 

より充実したサービスを、広く活用していただくための決断です。

今までとは、体制が変わり、ご迷惑をおかけすることもありますが
何卒、ご支援・ご協力のほどをよろしくお願い申しあげます。

 

平成27年 6月 1日   

特定非営利活動法人 はっぴぃmama応援団 代表理事 松山 由美子

 

 

 









はっぴぃmama応援団 経歴


平成21年秋  「はっぴぃmamaはうす」開設

 

平成22年4月  「はっぴぃmama応援団」結成


平成23年夏    映画「うまれる」自主上映会 
                        東日本大震災チャリティー 県内3箇所リレー上映会開催。

 

平成23年度      独立行政法人医療福祉機構社会福祉振興助成事業地域連携活動支援事業

                      「専門職による子育て支援事業」として採択を受ける。上記事業を継続。

 

平成24年度    同機構同事業の「専門職による産後ケア事業」として採択を受ける。

          産後ケアとしてデイケア・訪問ケア事業を展開

 

平成25年度    再度、同事業による採択を受け、24年度同様の事業を継続。

 

平成26年6月  特定非営利活動法人 はっぴぃmama応援団 設立

 

他団体と連携し、下記事業を展開中

    ・居場所事業:年間 延べ約600組の母子がサロンに訪れる

    ・保健師・助産師による母乳・育児相談会開催

    ・各種講座開催(マネー講座・個性心理学講座・アロマ講座 など) 

    ・出前講座(育児支援センター・サークルなどへ)


平成27年6月  新潟県少子化対策モデル事業「妊娠期からの切れ目のない支援プロジェクト」
         よいこの小児科さとう医院
と提携事業が選定される。

平成28年3月    赤塚のはっぴぃmamaはうす 引越のため賃貸契約終了。

平成28年5月  よいこの小児科さとう医院との提携事業として
       「親とよいこのサポートステーション はっぴぃmamaはうす」
        神道寺の新施設にて活動開始。
        昼食提供・送迎の提供を開始。
        小児科医・保健師・助産師・ママ・地域で手を繋いで、妊娠期からの切れ目のない支援を展開。